長楽館さんでお菓子を買う
イノダコーヒさんでランチを済ませた後、長楽館でお菓子を買おう!とのことで長楽館へ。
長楽館さんは丸山公園の近くにあるオーベルジュ(宿泊できるラストラン)でアフタヌーンティやランチなどで訪れたりするところ。(たまーに友達のオトモで)
今まで食事やお菓子を買うことでしか利用してなかったけど、長楽館はオーベルジュであることはなーんとなくぼーんやりと認識していて、今回気になっておいくらくらいで泊まれるのかなーと調べてみたら早期予約で朝食のみで約60,000円~。だった。
ワタシ
そんな高級なお宿は利用できないワタシだけれど、長楽館さんはお菓子だけ購入もできるので今回もお菓子を求めてやってきた。
車で長楽館さんに行くときは東大路通(ひがしおおじどおり)から信号のない交差点を細い道に入るので、南からきて左折するのがベストだと思います。(ほかにもいい方法あるのかな。)
祇園付近の東大路通りはいつも混んでる道なので車で行かれるときは気を付けてくださいー。
車で敷地に入ると、すごく丁寧なスタッフさんが車を誘導してくれて駐車。
お菓子を買いたいと伝えると建物の奥にあるお菓子を販売している場所を案内してくれた。
西洋風の歴史ある素敵な建物に、きちんとしたスタッフさんたち。
いつ来ても素敵なところでなかなか来れないけれど、来ると嬉しくなる所。
そして・・・目に入るお菓子が美味しそうでつい買いすぎる!
美味しそうっていうか実際美味しいんだけど・・・。
あれもこれもと思う気持ちをぐっと抑えつつ、バターサンドクッキーとクッキーを2種類、葉巻型チョコレート菓子(1100円)を買って3500円超え!
ついつい・・・。てか、抑えたはずなんだが・・・いいんだけど・・・。なかなかの贅沢・・・。
ワタシはたまにしか来ないから以前の値段のことはわからないけれど、友達によると値上がりしてる。。とのことでした。。。(なんでも値上がりしてるね・・・)
クッキーの一つは、友達が夏に来た別の友達に10月中に会うということだったので渡してもらおうとお願いした。
以前、遊びに来てくれた時にいろいろお土産くれたからちょっとでもお礼のつもり。
バターサンドクッキーは、ホテルで食べたけれどもとーっても美味しかった。シンプルだけどすごく丁寧に作られているお菓子。
ワタシ
清水寺参道へ向かう
このあとは、”清水寺(の、参道にあるお店)に行きたい!&人の少ない清水寺に行きたい!”との友達のご要望へ清水寺へ。
実際、雨だし平日だし紅葉シーズン前だし?という感じの人の少なさ。
人少ないと、すいすい歩きやすい。数年前の清水寺は観光客がたくさんいてうひゃーて感じだった。人波ー!って感じで流されながら歩いてた気がする。
でも、コロナのせいか、以前とくらべるとお店の雰囲気も変わったかも。
閉めているところも多いし多分コロナになってから何回か店が変わったんじゃないかなぁって雰囲気のところも。
とってもウッディなスタバの看板なんかを眺めつつ友達が行きたい店を求めて参道をてくてく。
少ないながらも着物姿の女性たちが人力車で通って行ったり、タクシーから降りてきたこれまた着物姿の女性たちが記念写真を撮ったりしている。
これくらいの人のほうが歩きやすいしいいなぁ。土日祝とかは込み合っても平日はこれくらいがいいなぁ。なんて観光客相手のお店からしたらとんでもないのかもしれないけど。。。
マツコの知らない世界で紹介された本わらび餅
雨の石畳で滑るご婦人を心配しながら歩いていたら(転びかけてるご婦人がいた)、「マツコの知らない世界(京都グルメの世界)で紹介されたわらび餅あります。」みたいな張り紙を張っているお店があった。残り3個とか。。
本わらび餅と、飲み物で1,000円らしい。正直、何でここであのわらび餅があるのかなぁと怪しむ気持ちもありつつ、
ワタシ
と思う。
友達にどう?と聞いてみると食べてみたいー。とのことなのでお店に近づいてみると、お店の人らしきお姉さんが出てきた。
マツコの知らない世界で紹介された 亀屋博永さんのわらび餅であること、頼み込んで分けてもらってること、よそ(東京とか)で食べたら3,000円すると言う人もいるということなど説明をしてくれた。
とんでもなく情報量多いー。そんなにわらび餅って違うのかなぁ。と思いつつ、歩き疲れていたのもあって休憩を兼ねてお姉さんにお願いしますと伝えて入り口に傘を置いてお店に入れてもらった。
お店?の中は新しいけれど不思議な感じ。そんなに広くないところに席がいくつか。
それよりもすごく気になったのは絶対高級そうなお酒の瓶がいくつかあること。棚にはバカラのグラスが並んでいること!
壁にバランタイン30年(15ml) 2,500円(だったっけな)と書いてる張り紙!
あれ?お酒飲むところなのかなぁと思いつつお姉さんにお飲み物を聞かれてエスプレッソをお願いしてしばらくまつ。
お店に入ってからも、お姉さんの本わらび餅の説明は続く。
とれたての葛粉は真っ白だけど5年?ほど熟成?された葛粉は色がついて茶色なんですよーと瓶入りの葛粉を見せてくれたり、亀屋博永さんの話をしてくれたり、きな粉も黒豆で作ったきな粉で美味しいんですよーと説明してくれた。
でも、個人的にはお酒が気になってお姉さんの話は半分ぐらい流れていく。(おねえさんごめん)
ちょっとお酒のことを聞いてみたら話してくれたのだけど、東京でバーテンダーをしているお姉さんは、週末移住で京都に住んでおり、亀屋博永さんに通ううちにわらび餅を分けてもらえるということになったので清水寺参道という場所もいいしここでお商売をしているそう。(だったと思う)
んで、夜にはこだわって集めたお酒を飲めるお店を営業してるみたい。
”お料理は出していないけど8カ月(?)のミモレットチーズならありますよー。”
てな話を聞きつつ食べた本わらび餅は、正直びっくりするほど美味しいかというと・・・まぁ普通に美味く(全くわらび餅に詳しくないのでもったいなかったかも)。
エスプレッソが久しぶりに飲んだけど思ったより美味しかった。
今回、マツコの知らない世界の京都グルメの世界に出てくるグルメやらお店やらをやけに回ってる感じがする・・・。ランチに食べたナポリタンも紹介されてたし、次の日に行ったスピークイージーさんの京都ハンバーガーもそうだし・・・!
自分では絶対好んで選ぶことはないけど、友達のおかげで面白い体験をさせてもらってる感じ。そういう意味ではとても楽しい。
それはさておき、エスプレッソもこだわってるらしかった(わらび餅に合わせた豆選びをしてるとか、なんとかかんとか・・忘れた・・・)もちろんこだわりのきな粉も美味しかったー。
友達と一緒に同じテレビで見たものを食べて共感するという経験はとっても良かったので、お店に入って良かった。お姉さんの話も聞いてて楽しいし。
しかしながら5年の葛粉。25年のバランタイン。8カ月のミモレット。多い多い。数字情報が多いーー。忘れていくー。
酒について詳しくはないと思しきおばちゃん二人(われわれ)にわかりやすいようにいろいろ数字でしゃべってくれたのかもしれない。
お酒に詳しいお姉さんの話はもっと聞きたいし、できればお高くて有名なお酒もいいけど、お手頃価格で知る人ぞ知るってお酒情報とか美味しい飲み方とか聞きたいなぁとか思う。
この日は友達とホテルに泊まる予定をしていたので、ホテルに車を置いて
ワタシ
てな話をしてお店を後にした。(結局行けず)
*追記 2024年4月 花見に来た友達と清水を散策して気が付いたけど、このお姉さんのお店は違うお店になってた。。残念。お酒飲みに行けなかったー。
なぜか七味のお店に誘われるがまま入店
結局、参道にあるはずの目的のお店は見つけられず(お休みなのかも、割と閉まってる店も多かったし)そのままてくてくと清水寺に向かって歩く。
が、車を置いてあるところが5時までとなっていたので割と時間が厳しく(わらび餅のお姉さんのところに時間を取りすぎた感。。)清水寺は入り口までで断念し、駐車場に向かって歩くことにする。
が、そこで何となく七味のお店(おちゃのこさいさい産寧坂本店)の前を通ったときにお店の店員さんに 京らー油ふりかけ の試食を勧められた。
先ほど甘いもの(本わらび餅)を食べたのでなんとなく塩分を求め受け取ってしまった。。。
少量のごはんに七味の効いたラー油ふりかけがちょっとふってあるんだけど、なんだか美味しいー。
美味しいなーと思っているとお店の店員さんが”お出汁もありますー”とか、”ふりかけも別な味もありますー”とか、”ポテトチップス食べてみてくださいー”とつぎつぎと勧めてくれて奥へ誘導される。そしてそれがとっても上手。
嫌味なく丁寧かつ親切で、”結構後を引く辛さですからお茶たくさん飲んでくださいねー”とコップも渡される。
ワタシ
若い女の子の店員さんばかりだけど、恐ろしい子たち・・
と思いつつ、(いろいろ買いたくなるのを何とか抑えて)ふりかけ(京らー油ふりかけ)と、七味(舞妓はんひぃ~ひぃ~)を買って店を出た。
あんなに上手な売り子さんがいる店っていいなぁ。どうやってみんなをやる気にさせてるのかなぁと感心しつつ駐車場に向かい、今夜の宿へ移動!
京らー油ふりかけは辛いけれども、胡麻が香ばしくてしっかり辛くてニンニクやらなんやらも効いており、ナムルを作るときにちょっと混ぜてみても美味しくできた!
もちろんご飯にかけても美味しいし、だいぶ使っちゃって一か月たってないのにもうなくなりそう・・。
舞妓はんひ~ひ~は一味と七味とどちらを買おうかちょっと悩んだけどもせっかくだから山椒のしびれる感じも欲しい!と思って選んだけれども正解!
他の七味と比べてもしっかり辛いし、いろんなものにかけて楽しい七味。こういう辛いのは胃が痛くなる時もあるけれど、今のところ大丈夫。。でもかけすぎ注意かも・・・。
この日の宿であるホテルウィングインターナショナルプレミアム京都三条さんにチェックインしたあとの夜の話はまた次回へ!